自然を思いっきり楽しむ雑木林の中の住まい。チルチンびとに掲載!
2019年11月21日
2013年7月1日発行の季刊チルチンびとの特別企画「関西で建てる本物の木の家」にはんべ工務店の施工したお宅を掲載していただきましたので、引用し改めてご紹介させていただきます。
自然を思いっきり楽しむ雑木林の中の住まい
琵琶湖の西岸に連なる比良山の麓に建つ、
Oさん一家の住まい。100坪の敷地内には雑木が茂り、
清らかに澄んだ小川が流れる。
そんな恵まれた自然環境にひかれ、
この地に家を建てたのは5年前〔原文のまま〕のことだ。通りに面した玄関を入ると、すぐにリビング・ダイニングが広がる。その開口部から見渡せるのは、雑木林が広がる風景だ。薪ストーブの薪のための大きな原木が数本無造作に置かれた庭には、KくんとAちゃんの元気に遊ぶ声が響く。
のびのびと子どもを育てられる環境を求めて
比良に家を建てる前は、京都市内の伏見稲荷近くの建売住宅に暮らしていたというOさん夫妻。「結婚してすぐに買った住宅は、11坪の3階建てという狭小住宅。生まれたばかりの長男が泣くと、ご近所に迷惑をかけるんじゃないかとヒヤヒヤしたり。もっと子育てにいい環境で暮らしたいという思いが募って、家族でよく遊びに来ていた比良で土地を探したんです」(ご主人)。「比良は自然が多くて、家が少ない。のんびりした環境にひかれました」(奥さん)。
土地探しと同時に、家づくりのパートナーについても検討を始めた。インターネットで検索する中で、はんべ工務店に出会い、興味をもつ。
「資料請求してみたところ、資料と一緒に杉の床板の端材が届いたんです。その質感と香りに、こんな家が建てたいなと思いました」とご主人は当時を振り返る。建売住宅に暮らすうちに、周囲の環境だけでなく、住まいについても自然素材を使った、本物の木の家を建てたいという思いが芽生えていたのだ。
「さらに、同社の中村智社長の自宅兼モデルハウス“住実香の家”に何回か見学にうかがって、ますますこんな家が建てられたらという思いが強くなりました」(奥さん)。
家族全員で楽しむアウトドアライフ
はんべ工務店は、滋賀県を中心に、京都市や京都府南部などでも自然素材を使った家づくりを行っている。
「当社の特徴は、お客さまと綿密に打ち合わせをさせていただき、1棟1棟オリジナリティのあるオーダーメイドの家を建てることです。小さな工務店だからこそできる家づくりをモットーとしています」(中村社長)。Oさん一家の住まいについては、恵まれた周辺環境・面積を生かしたプランを提案。「弊社のモデルハウスのような家をとおっしゃっていただいたので、限られた延床面積の中でスペースのロスをなくすこと、家族全員がリビングに集まって団らんできることを大切に設計しました」。
こうして完成した住まいに暮らして5年〔原文のまま〕。春夏はウッドデッキでバーベキューをしたり、庭でキャンプも楽しむ。冬はすぐ近くの温泉に行ったり、薪ストーブでピザを焼いたり。家族はもちろんのこと、知人や友人も交えて、くつろいだ時間を過ごしているそうだ。「思い切って引っ越してきて本当によかったです。土曜・日曜をゆっくりと過ごせるし、お客さまも気兼ねなく呼べるようになりました」と話す夫妻。そんな暮らしのステージとして、住まいもまた味わいを深めていくことだろう。
引用:2013年7月1日発行 風土社 季刊チルチンびとP214-217より(お名前はイニシャルにさせていただいています)
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