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すみか通信 2018初夏号【子供の心の発達と各段階の勇気づけ 幼児期その1】:滋賀の工務店

●乳児期の心の発達と勇気づけ

 

幼児になりますと、言葉も通じるようになりますし、記憶もよくなります。
これまであったことを覚えていられる。

 

子ども時代の思い出というのは、早い人で三歳ぐらいからありますね。
そのころになって長期記憶という力ができるからでしょう。(中略)

 

幼児になると、もうかなり自分で何でもしますから、
自分で何でもしてもらった方がいいんです。

 

ただ、この子たちは記憶の力はできるけど、予測の力がまだないんです。
これをすると、結局どうなるかなというのを推測する力がない。
だから危ないことを平気でやる。

 

ちょっとぐらい危ないことをやってもらうのはいいですがね。
そうすると、ああ、これをやると痛いんだなとわかって、次からやらなくなるから。(中略)
だから、命にかかわるような大ケガをされないことというのが、親がこの子たちにしてあげなきゃいけない責任だと思います。

 

 

たくさん話しかけるとか、たくさん遊ぶとか、
そんな、以前の乳児期からの働きかけがずっと続いていた方がいいけど、
そのほかのことでは、子どもを保護することをどんどんやめていかなければいけない。
親というのは、いつまでも子どもを乳児と同じ扱いをする傾向があります。(中略)
子どもは、かまえばかまうほど、ダメになります。

 

幼児期以後は、命を守ってあげる以上のことは余りしない、
という方針を私はおすすめしています。

 

 

「続アドラー心理学トーキングセミナー 勇気づけの家族コミュニケーション」 より抜粋
/野田俊作(アドラー心理学上級セラピスト) 星雲社