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すみか通信 2018新年号【子供の心の発達と各段階の勇気づけ 乳児期その1】:滋賀の工務店

何歳ぐらいにはどんなことが起きて、
そんなとき親にはどんなことができるか、お話しをしましょう。

 

人間の発達というのはいくつかの時期に分かれています。
子ども時代は、わりと複雑に、細かく分かれています。(中略)
これは、何歳から、どの時期に入るというのとは、ちょっと違うんです。
子どもによってかなり違うんです。乳児期から幼児期に早く入る子もいるし、
少しゆっくりの子もいる。(中略)

 

では、何でもってわれわれは、乳児が幼児になったというかと、
言葉が出たら幼児です。言葉といっても、二語文というものです。
二語文というのは、単語が二つある文で、
「あれ取って」「ごはん食べる」なんてのです。(中略)

 

●乳児期の心の発達と勇気づけ
乳児は言葉がわからないかというと、わかるんです。
わかるけど、言えないんです。

 

先日、ある会合にお母さんが、一歳の赤ちゃんを乳母車に乗せてつれて
来ていました。最初の一時間くらいは、静かにしてくれていたんですが、
だんだん大きな声を出すようになったんです。
それで、休憩時間にその子のそばに行って、
「あなたが私の話を聞いて喜んで、大きな声で応援してくれるのは
とてもうれしいんですが、もう少し静かにしてくれれば助かるんですけど、
どうでしょうか」と、お願いしました。

 

すると、次の時間から、ぱっと静かになった。

 

みんなはウソーと言うけど、でも本当なんです。こうなって当たり前なんですよ。
一歳児だと、こちらのいうことは完全に理解できます。
みんな、理解できないと思っていますが、やってみるとすぐにわかります。(中略)

 

 

「続アドラー心理学トーキングセミナー 勇気づけの家族コミュニケーション」 より抜粋
/野田俊作(アドラー心理学上級セラピスト) 星雲社