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vol.4-子供部屋の考え方

 

今回は、家づくりをする際に大切なポイントの一つとなる
「子ども部屋」について取り上げたいと思います。

 

 

注文住宅なら、ご家族がどう暮らしていくかを間取りに反映することができるので、
しっかり考えたいところです。

 

 

まず、子供部屋って何のために必要だと思いますか?

 

 

「1人で寝られる場所が必要になるから」

 

「集中して勉強ができる環境をつくってあげるため」

 

「洋服や勉強道具などをしまっておくための場所」

 

「1人で過ごせる部屋も必要だと考えるから」

 

 

これらのすべてが子ども部屋をつくる目的だといえるでしょう。

 

 

本格的に個室が必要になってくるのは、個人差もあると思いますが、
思春期の頃が多いのではないでしょうか。
そしてその時期は、難しい年頃でもありますから(個人差はありますが)、
家族のコミュニケーションがとりにくい時期でもあるかと思います。

 

 

子どもの個室は、大きくなってくると、1人になって落ち着いて本を読んだり、
音楽を聴いたり、趣味の時間に費やすこともできる空間にもなります。
時には、家に帰ってもひとりきりで過ごしたい日もあるでしょう。

 

 

大人もそうだと思いますが、1人で過ごせる空間では、
心を整理させたり、自分と向き合える大切な時間になるでしょうから、
そういう意味からも、子どもの個室も最低限のプライバシーが守られた間取りであることは必要だと思います。

 

 

このコラムをお読みいただいているお父さん・お母さんは、
きっと家族のコミュニケーションを大切にお考えの方でしょうから、
お子さんが大きくなってもずっと家族の関わり合いを持っていかれることと思います。

 

 

子ども部屋の間取りのとり方で、
少しでも関わり合いの機会を多く持てるのであればそうしたいものです。

 

 

1つめの提案は、個室は本当に必要な時期がきてから与える、ということです。
家を建てる最初から用意しておくのではなくて、
「そろそろ個室が必要だな」と思われたときに初めて与えてやるという考え方です。

 

小さいうちは、親のそばで勉強してもいいと思いますし、
兄弟がいれば、みんなで一緒に寝ればいいと思います。
できる限りお父さん・お母さんや家族の近くで過ごせることが、
子供の成長や、心の安定や、家族団らんの形をつくっていくうえで大切なことではないでしょうか?

 

 

例えば、フリースペースと子供部屋を区切らずに大きなワンスペースにしておいて、
少し大きくなってきた第一段階で、本棚や机・ベッドなどで ”子供スペース” をつくってやり、
第二段階で本格的に建具などで間仕切りをして初めて個室にしてあげる、という風な間取りの考え方はどうでしょうか?
お子さんがお1人のご家族では、寝室と子ども部屋、フリースペースの3部屋を同様にしてもいいかもしれません。

 

 

2つめの提案は、あまり広く・快適にしすぎないことです。
あくまでも勉強ができて、寝られて、荷物が置いておけるスペースがあれば十分ではないでしょうか?

 

 

子供部屋の用途から考えると、特に陽のよくあたる南側にする必要はないかもしれません。
どちらかといえば、夫婦の寝室をそうされてはどうでしょうか?

 

 

3つめの提案は、家全体を区切りすぎずに、
特にパブリックな空間は、なるべく開放的な間取りにして
家族の気配が感じられるようにする、ということです。

 

 

廊下も必要がなければ特に作らないワンルーム的な考え方は、
プライベートは確保しながらも家族を感じられるという良い面を持っています。
また、小さな空間を大きく使えるというメリットもあります。

 

 

家族みんなで楽しい団らんの場をずっと持ち続けていれば、いくら快適な子供部屋であってもみんな自然に集まるのかもしれません。

 

 

vol.5-子供部屋の大きさ・広さ